【057】楽器と認知症予防

Question

70歳を迎える高齢者です。楽器はボケ防止によいと聞きますが、本当ですか?

Answer

最近では認知症予防の専門のピアノ教室さんもあると聞きます。

また以下のようにインターネットで少し検索するだけでも、楽器演奏が認知症の予防に効果的であるという記事がたくさん出てきます。

複雑な指の運動で脳を活性化(効果を高めるには…)
「指を使うと、脳細胞が刺激されて脳が活性化する」…これは脳科学の常識で、簡単な指の運動だけでも脳のウォーミングアップになります。さらに、大脳への効果をより高めるためには、手を起用に使う楽器の練習や、絵画、手芸、料理などがおすすめで、楽しみながら創造的な脳(前頭葉)を活性化させるので、相乗効果が期待できます。

スコットランドにあるセント・アンドルーズ大学の調査によると、アマチュアの演奏者と楽器経験のない方に簡単な知能試験を実施したところ、楽器を演奏する人は、楽器経験のない人と比較すると頭脳明晰で、間違いを見つけられ修正も速く、さらに正確性も高いとのことです。

さらにこのような効果は、高齢になってから楽器を始めても得られるようです!

認知症予防を期待されてか積年の想いが募ってか、マット音楽教室には団塊の世代からさらに上の方までのご入会がここのところ増加しています。

おすすめはやはりピアノやポピュラーコースのギターです。この二つの楽器は、無理なく簡単に音が出せますので、シルバー世代の方々にはすぐにお楽しみいただけます♪

但しマット音楽教室では気を付けていることがあるのです。それは、やる気満々の方に対して。

特に男性の場合、張り切りすぎてケガ(腱鞘炎)をされてしまう方もいらっしゃるからです。

お子さまに対しては通常、やる気になってもらうために試行錯誤するものですが、どうやってやる気になってもらうか試行錯誤するものですが、シルバー世代に対してはその反対のアドバイスを時にはさせていただくことも。

健康に気を付けていただき生涯楽器を楽しみとしてもらえたら、マット音楽教室としてはこんなにうれしいことはありません♪

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