先生のプロフィールを読んでも、写真を見ても、たとえレッスンを直接受けたとしても、
先生の魅力にはまだほんの少ししか触れていないのかもしれません。
知られざる先生方の一面を皆さまに伝えたいとの思いから始まったインタビューも今回で第10回目。
いよいよピアノ・ソルフェージュ講師の中村美貴先生のご登場です!
中村先生は、第一教室の月曜日、第二教室の火曜日がご担当です。
明るい人柄と心温まる演奏は、生徒さんの心を惹きつけています。
中村先生のインタビューは、質問している私たちにとってもとても楽しい時間となりました!
スタッフ
今回のインタビューでは、講師全員に同じ質問をしています。
最初は楽器を始めたきっかけについてです。
中村先生の場合はいかがでしたか?
中村
5つ上の兄が近所にある大手音楽教室のグループレッスンに通っていて、最初私は見学していただけでしたが、両親の勧めで年中さんの時にグループレッスンに参加するようになったのがきっかけです。
それと同時にピアノも少し弾き始めていましたが、小1の時、先生に推薦されピアノの専門コースで勉強するようになりました。
幼児コースと専門コースとでは、ピアノはもちろん、作曲や伴奏付けも学びましたね。
先生がとても熱心で、発表会ではベートーヴェンの交響曲第1番を編曲してくださり、同じグループの仲間15人位とピアノで演奏したのは今でも思い出です。
ちゃんと宿題や練習をしていたかはさておき、音楽教室に行って先生や友達に会うのは毎週の楽しみでした。
結局、グループレッスンには小6まで通い続け、彼らとは今でも交流があります。
私は小学校の頃から将来ピアノの仕事をしたいと考えるようになっていたものの、両親の方針とは異なっていました。
ピアノは中学生、高校生になっても先ほどの先生のもとで続けていましたが、両親に「きちんと勉強しなさい」と言われると、勉強していてもピアノのことがすごく気になってしまい、その反対にピアノに熱中すると勉強が気になってしまうような日々でした。
高1になった時に意を決しピアノの先生にきちんと相談し、それからは音大受験に集中するようになりました。
栃木の佐野日本大学高等学校に通っていた影響もあり、大学は日本大学芸術学部の音楽科に入学しました。
(その2へつづく)