【097】打楽器について

Question

打楽器について教えてください。

Answer

文字通り打って音を出す楽器から、振ったりこすったりして音が出る楽器もあります。

また一定の音の高さを持つ打楽器とそうでないものがあります。

 

例えば打って音が出る打楽器の代表は、太鼓です。様々な太鼓がありますが、基本的には胴の片面か両面に皮が張ってあり、手やバチで叩きます。オーケストラで最低音を担い音楽に厚みと迫力をもたらすティンパニも太鼓の一つです。またティンパニはネジやペダルで音程を変えたり、固定することができます。

 

音程が固定されている打楽器でソロ楽器としても使われる機会が多いのが、木琴や鉄琴です。特に木琴のマリンバは人気があります。ピアノと同じ鍵盤の順に木製の音版が並べられ、鍵盤打楽器と呼ばれます。

ちなみにピアノは、ピアノの中にある弦をハンマーで叩き音を出す打弦楽器なのです。

 

振って音を立てるものとしては、鈴がもっとも身近なものかもしれません。ラテン音楽で使われることの多いマラカスもやはり振り鳴らす楽器で、すぐに思い浮かぶものですね。タンバリンは振っても、叩いても使える打楽器です。またこれらは一定の音程を持っていない打楽器となります。

 

マット音楽教室では現在、打楽器やドラムのクラスはありませんが、打楽器は人間の誕生とともにあった最古の楽器と言えるかもしれません。打楽器の力強い音やリズムは、人の持つ本能的な何かと強く結びついているのではないでしょうか。

 

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