Question

絶対音感付ける事はできるのですか?

Answer

絶対音感の定義には幾つかあり、ここではある辞書から引用させていただき次のようにさせていただきます。

 

絶対音感とは、ある音の高さを他の音と比較せずに識別する能力のことです。反対にある音の高さを基準に他の音の高さを識別していくのは、相対音感となります。

 

ピアノの鍵盤には12個の音「ド」、「♯ド=♭レ」、「レ」、「♯レ=♭ミ」、「ミ」、「ファ」、「♯ファ=♭ソ」、「ソ」、「♯ソ=♭ラ」、「ラ」、「♯ラ=♭シ」、「シ」があり、例えば突然「ミ」の鍵盤を押してその音が「ミ」として認識できる人は絶対音感の持ち主となります。

 

このような能力が付くかどうかの鍵は、個人の才能というより、いつ音楽を始めるかの方が重要です。

 

一般的には小学校低学年頃までにクラシック系の楽器(例えば邦楽器の場合、音程はクラシックとは異なるので)を始めると付きやすいとされ、低年齢であればあるほどさらに得やすくなります。

しかしお子さまの練習量や興味、才能によって個人差があるのもたしかですので、未就学児からピアノを始めたすべての生徒さまに備わるとは限りません。

反対に中学生や高校生から楽器をはじめ絶対音感が身に付いた方もいるそうです。

 

またソルフェージュ的な訓練をレッスンの中に取り入れると絶対音感が付きやすくなりますので、マット音楽教室でも積極的に盛り込むようにしていますし、修得を強くご希望の場合はソルフェージュクラスに通われることをお奨めします。

 

絶対音感を持つことによって複雑な楽曲を頭の中に明確に取り込めるようになり、暗譜演奏も有利になると言われています。音の高さを絶対的に捉えていることにより、楽器の音の高さを決定づけるポジションも常日頃から直接的に心身に馴染んでいるため、咄嗟の場合でもミスをしにくくなるのではないかと考えます。

ただし絶対音感は音楽の一つの能力に過ぎません。絶対音感がない方でも、素晴らしい音楽家はたくさんいます。