Question
プロになるための心構えはありますか?
Answer
現在のところ日本において、ポップスからクラシックに至るまでミュージシャンの国家的な演奏資格制度はありません。
そのため極端な話、「プロ」と名乗れば誰でもプロになれるのです。
ただ例えばドイツの音大では、KnzertexamenやMeisterklasseというクラスがあり、日本ではよく国家演奏資格として翻訳され紹介されています。
しかし国内にプロ制度がないから誰でも演奏活動ができるのかと言ったら、もちろんそんなことはありません。
近年はプロ・アマともに平均レベルは向上し、技術が高いだけでは必ずしも仕事につながるわけではないのです。
もちろん技術(音楽的な意味合いも含んで)に対する日々の練習は最も大切ですが、ビジュアルや社交性、人間性、運も必要でかなりの努力と覚悟が必要とされるのかもしれません。
しかし強い意志、音楽への愛情、音に対する責任感があるのなら、悲観しないで挑戦してほしいと願っています。
強い意志や日々の努力の積み重ねは、才能や運、時には周りまでも動かしていく力を生み出しますし、私たちの仲間にもそのような方は少なくありません。
もしプロになりたいと迷われているようであれば、ぜひマット音楽教室に相談しに来てください!
演奏活動をしている講師が、親身にお応えさせていただきます。