Question

クラシック音楽って難しくないですか?

Answer

実は、テレビから流れる音楽、お店で流れる音楽の99%以上がクラシック音楽と密接なつながりを持っています。

 

ざっくりとなりますが、私見も含めわかりやすくご説明します。

 

クラシック音楽の「基」となるものは、16世紀終わりから17世紀初めにかけてヨーロッパで確立しました。その「基」とは、長調と短調の調性です。

 

長調と短調については、小学校や中学校の授業で習った覚えがあるのではないでしょうか?

復習すると長調は明るく楽しい雰囲気で、反対に短調は暗く悲しい印象があるものです。

この二つの調性の確立が、クラシック音楽の最初期(諸説ありますが)に当たるバロック時代にあったのです。

 

では、それ以前の音楽はどうだったのかと言うと、ヨーロッパでも日本でもはっきりとした調性を持つ音楽はありませんでした。例えばお正月に流れる雅楽の調べやお祭りのお囃子を思い浮かべてください。

 

伝統音楽は各民族のDNAと結びつくかのようで、理屈抜きで心身に馴染む性質を持つ貴重な文化芸術ですが、現在、私たちが日常的に耳にする音楽の99%はクラシック音楽の「基」である長調短調や和声に依っているのも事実です。

 

例えば、ジャズは19世紀末頃にアフリカの音楽とクラシック音楽が融合してできたものです。日本には明治維新後、クラシック音楽が導入され、明治末、大正期になると「花」や「故郷」など多くの童謡も作曲されました。現在のJポップや演歌ですら、クラシック音楽がなければ存在していないものなのです。

 

マット音楽教室のベースはクラシック音楽ですが、このような事象に対して決して権威付けしたいわけではありません。ただ一般的に思われているより、クラシック音楽は身近なものであるということを、多くの方に知っていただきたいとも願っています。

 

たしかにクラシック音楽の中には複雑で難解な作品もありますが、喜怒哀楽がわりやすく表現され今の私たちの心にフィットする素敵な曲もたくさんあるのです。