今回はピアノ・ソルフェージュ山岸先生のインタビュー その3です。

 

(その1 その2) 

 

 

スタッフ

自分の専門分野に関しては、たしかに分析してしまうとでも言うのか、なかなか楽しみとして聴けないかもしれませんね。

次は音楽を通しての思い出についてお話しいただけますか?

 

山岸

先ほどもお話しましたが、高校は普通科に通っていました。今でも色々な職業の友人が多いです。

私がコンサートを開くと普段はクラシックと縁遠い友人が聴きに来てくれます。

中には私が演奏した作品やお話した曲目解説をきっかけにクラシックに関心を持つようになった友人もいます。それはとても嬉しいことですね。

さらにコンサートの後は同窓会になるのです。私のコンサートがきっかけでそんな会が出来るなんて本当に有り難いことです。

 

音楽のことでは、大学と大学院で大きな影響を受けました。

大学でお世話になっていたピアノの先生は、瞬間瞬間を大事にする、エネルギッシュなスタイルでした。

私も影響を受けリズミックでエネルギッシュな性格を持つ作品を演奏するようになりました。

ところが大学院に入ると先生が変わり、ベートーヴェンのソナタなどにも取り組むようになりました。

人間的で奥深い世界にも興味を持つようになりました。

持ち味の違う先生との出会いを通し、演奏家としての幅を広げることが出来るのではないかと思っています。

 

(その4へつづく)